The Sommelier knife of Sommelier knives
今をさかのぼること16世紀、500年以上もの昔、数十人の名工たちが自身の存亡を賭け、フランス製アウトドアナイフの起源とも云われる故郷の寒村ライヨール村を捨てて大移動、居を移し、工房を再構築した。 それこそが、現在フランス国内最大の刃物生産地に発展したオーヴェルニュ地方ティエールの誕生である。ちなみにこの“シャトーラギオール”という呼称は、当然オリジナルであるSCIP社製品にしか使うことが許されていない。ゆえに類似品にはラギオールもしくはライヨールの「地名」から由来する単語を商品名の前後に付帯して使用することはできるが“シャトー”の名を冠する名称は一切使えないのである。
シャトーラギオール『歴代のプロ世界チャンピオン達が愛する理由』
まさにそうそうたる歴代チャンピオンの名を拝見するに、ほとんど すべてのチャンピオンが優勝後もしくは優勝以前に SCIP 社との コラボレーション・オリジナルモデルを製作していることがわかる。 毎年ではなく、数年毎に開催される“ワイン界のオリンピック” 世界ソムリエコンクール。達人ともいえる究極の技術と知識を競い 合い世界でただ一人のチャンピオンの栄冠に輝けし歴代のチャンピ オン達。彼らが自身の「スタイル」を象徴するべく自らデザインに 関わり、作り続けられる世界中で唯一のソムリエナイフ。
- 2010 年 Gerard Basset(England)
- 2007 年 Andreas Larsson(Sweden)
- 2004 年 Enrico Bernardo(Italy)
- 2000 年 Oliver Poussier(France)
- 1998 年 Markus Del Monego(Germany)
- 1995 年 Shinya Tasaki(Japan)
- 1989 年 Serge Dubs(France)
- 1978 年 Giuseppe Vaccarina(Italy)
それこそが「選ばれしプロフェッショナルの象徴=シャトーラギオール」。
なぜこれだけの長い期間にわたりチャンピオンたちに愛されてきたのだろう? 一言で説明することは、困難を極めるにちがいない。あえて表現することが許されるならば それは『機能』と『個性=スタイル』の高次元での融合であると言えるかもしれない。
『機能』とは?
シャトーラギオールの「機能」、それは比類なき「コン トロール・バランス」。各パーツが、研究し尽くされた「黄 金比」に基づいてセットされることにより、スクリュー を挿入する時点、そしてフックを掛け、引き上げる動作 時、その一瞬一瞬に『絶妙なコントロール・バランス』 を感じることができるのである。 ナイフ部分は、程よいサイズの柔らかくカーブした のこぎり刃を採用し、確実かつ簡単にキャップシールを 切り取ることが可能。 スクリュー部分には、ロングコルクにも対応可能な長さ と巻き、そして過酷なプロの使用条件にも耐えうる「硬度と靭性」を併せ持つ最高品質のステンレス鋼材を 採用している。
『個性=デザイン』とは?
全体的なデザインは、意匠登録通りの共通デザインで あるにもかかわらず、こと「ハンドル部分」に関しては、 使われる「素材」「カラー」「形状&デザイン」によっ てすべて異なる。 それ以前の、無機質なソムリエナイフの歴史を塗り 替えたのが、「機能+個性&スタイル」を見事に融合し えた世界初のソムリエナイフ「シャトーラギオール」 だと断言しうる。 それゆえに歴代チャンピオンたちが、自身の存在を象 徴する「究極の道具」としてこのシャトーラギオール を選択し続けるのであろう。世界中のプロたちに愛さ れる、まさにソムリエナイフの中の『ザ・ソムリエ ナイフ』なのである。